新潟県
新潟県職員募集パンフレット・動画
カタログ・パンフレット / 動画 / Recruit Branding
新潟県職員募集パンフレット・動画制作をデジタル・アド・サービス(以下das.)で担当しました。
STORY
チーム力を生かし、パンフレット&動画をトータルデザイン
本業務の目的は、「新潟県職員採用試験の実施にあたり、意欲のある多様な人材を確保するため、積極的、効果的な採用広報を図ること」。そして、公務員志望者はもちろん、中・高校生をはじめとした若い世代の人たちに、「新潟県職員」に興味を持ってもらうことが課題でした。オンラインのタッチポイントとなる動画と、オフラインの接点となるパンフレット。
どちらも撮影から編集まで、一貫して制作できるのが、私たちの強みです。
Z世代を中心に、若者たちが新潟県で働きたくなるような動画とパンフレットを目指して、制作に取り組みました。
最初に取り組んだのは「コンセプトづくり」
新卒の学生たちが抱く公務員のイメージやZ世代が採用試験に応募する際に、どのような価値観を持って、どんな行動を取るのか、リサーチを重ねてきました。これまで新潟県が配信してきた動画は、横型が中心でした。Z世代はスマートフォンで視聴することを踏まえ、本業務では縦動画を制作。
サンプル動画を制作し、具体的なイメージがわくように提案しました。こだわったのは「リアルな公務員の姿」。新潟県職員の仕事はどんな内容なのか。どんな思いを持って働いているのか。実際に働く職員のみなさんにもご協力をいただき、パンフレットと動画で、それぞれの思いを語ってもらいました。
「挑戦を後押しする」新潟県の思いをデザインで表現
私たちが目指したのは、業務の目的達成・課題解決はもちろん、新潟県の思いを表現し、伝わるデザインを制作することです。これまでの新潟県の政策や取り組みを調べている中で、「挑戦する人を後押ししたい」という、強い思いがあることに気づきました。新潟県の仕事にはさまざまな「挑戦」があり、多彩な部署があります。
メインビジュアルで風に舞うカラフルなモチーフは、その多様性を表現したものです。無数の円のモチーフがくっつき、重なり、大きくなり、後ろから支えていく。思いを視覚的にも分かりやすく表現し、パンフレット、動画のどちらにもおいてもポイントとなるモチーフに仕上げました。
新潟県の「思い」と「挑戦」を伝える
リサーチを重ね、コンセプトをつくり、新潟県の目的達成に向けて、最適解に導く。本業務のターゲットや最終的なゴールを明確にして、新潟県の担当部署のみなさまと、しっかりコミュニケーションを取ることでスムーズに制作することができました。また、今回のパンフレット制作にあたり、若手職員(採用1〜3年目)のメンバーにも参加していただきました。
「学生側から需要のあるパンフは、“面接のネタ探し”ができるパンフ」
「学生時代の経験が役立っていることなど、何か(学生の)自分とつながる部分が発見できると、志望に前向きになれるのでは」
「パンフで編集メンバーのことに触れた方が、読み手に親近感・安心感がわくのでは」といった、アドバイスをいただきました。前例踏襲にならないために、若い世代のメンバーがパンフレット制作に参加し、新潟県として「挑戦」する姿勢。このプロジェクトを通じて、前向きな思いを持って、新潟県で働く人たちの姿を伝えることができたのは、私たちにとっても大きな喜びでした。
心地よく読めるパンフレットと興味をひきつける動画
なるべく情報を整理し、読みやすさを重視したパンフレット。分かりやすさだけでなく、ユーザーに心地よさも感じてほしい。2次元コードの配置やページネーションなど、見せ方に工夫を凝らし、本当に伝えたい情報で構成。さらに動画へリンクするように体験を設計しました。リサーチ、プランニング、編集、取材、ライティング、デザイン、動画制作...すべての力を最大限に発揮し、今回のパンフレット・動画を制作することができました。
M.TANAKA
「今回は、一貫したコンセプトでアウトプットが展開できるという、das.の強みが組み合わさってうまく進められたプロジェクトでした。新潟県のプロポーザルに参加したのは初めてでしたが、チームのみんなと何度もプレゼンの練習をしてきたので迷いはありませんでした。このプロジェクトを通して、すごく鍛えられた気がします」
J.TAKANO
「クライアントの悩みに、多角的な視点からご提案ができると、あらためて確信できました。社内のチーム力を生かし、今後もさまざまな案件に挑戦していきたいです」
M.YAMAKURA
「新潟県職員の業務内容や魅力を伝えるためには、どうすべきか。提案時から、そのことだけを考えて取り組んできました。このパンフレットと動画を通して、『新潟県で暮らしたい』『新潟県で働きたい』と思ってくれる人が、ひとりでも増えてくれることを願っています」
TEAM
- ACCOUNT EXECUTIVE:
- M.TANAKA
- ART DIRECTOR/DESIGNER:
- H.ARAKI
- MOVIE:
- TAKANO.J、ENDOH.Y
- CREATIVE DIRECTOR/COPY WRITER:
- M.YAMAKURA
- PHOTOGRAPHER:
- LINK UP PHOTOGRAPHY ※社外
MEMBERS
Planner
M.Tanaka
Creative Director
J.Takano
Creative Director
M.Yamakura