ブランドの魅力がしっかり伝わる、ECサイトの構築

私たちはヤクセル様のブランディングプロジェクトに関わっていて、「どんなブランドをつくっていくか」というところから、長期間にわたって並走してきました。今回のECサイト構築では、「ヤクセルの魅力がユーザーにしっかり伝わる」ことを目標に据えて、制作がスタートしました。

 これまでのヤクセル様はBtoB（Business to Business）が主軸でしたが、BtoC（Business to Consumer）にも注力するタイミングでした。直接個人（一般消費者）に商品を販売するビジネスモデルにおいて、どんなふうにブランドを見せていくかが、課題のひとつでした。

 ハイクラスな高級包丁をラインナップする新ブランド「あすか」をリリースするタイミングだったので、ワンランク上の包丁の雰囲気を演出することにこだわりました。

また今回のECサイトは、コーポレートサイトの要素も含んでいたので、UXデザインにも配慮しながら制作しています。包丁を目当てに訪れたユーザーが迷わないような導線に加えて、コーポレートサイトを見に来た人にも、すぐに情報にたどり着けるように設計しました。

ECサイトオープン後のSNSプロモーション施策で流入アップ

ECサイトのオープン後には、SNSを活用したプロポーション施策をサポートさせていただきました。まずは、ヤクセル様のオフィシャルInstagram（インスタグラム）アカウントを立ち上げ、運用ルールから、1カ月のコンテンツプラン、ハッシュタグの選定など、細かな部分まで設計して、情報を発信しました。

 フォロワー獲得に向けて、SNS上でキャンペーンも実施。結果的には、1カ月でアカウント立ち上げ時の10倍のフォロワー数になり、ECサイトへの流入もアップ。ECサイトの制作だけでなく、その後のプロモーションまで担当したことで、個人（一般消費者）にブランドの思いを伝えることができたプロジェクトになりました。

M.TANAKA

「SNS上級マネージャーの有資格者として、Instagram（インスタグラム）キャンペーンを担当できたことは、私にとっても学びが大きかったです。ECサイトは外部のディレクター、コピーライターとも協業しながら、それぞれの高いスキルを生かしながら制作できたことで、スピード感を持って取り組むことができました。今後も企画・プランニングで、パートナーの力になっていきたいと思います」

U.MASUDA

「ECプラットフォーム・Shopify（ショッピファイ）を導入したサイト構築だったので、ユーザーのことを考えた設計に注力しました。ブランディングの一環としてのECサイト制作だったので、ブランドの世界観が伝わるような表現にもこだわりました」