一般社団法人 佐渡国際芸術推進機構/さどの島銀河芸術祭実行委員会 様
さどの島銀河芸術祭2024
カタログ・パンフレット / 空間・イベント / Area Branding

新潟県佐渡市にて、2018年から毎年開催されている「さどの島銀河芸術祭」。デジタル・アド・サービス(以下das.)は当芸術祭の初回開催時より、メインビジュアル制作やポスターなどの広報物制作に携わってきました。2024年8月11日から11月10日まで開催された今回は、3年に一度の本開催として内容も充実し、広報活動も大々的に展開されました。das.は各種アウトプットの制作だけでなく助成金申請に向けた資料作りなど、運営の皆様と連携して芸術祭を支え続けています。
STORY
メインビジュアルからイベントグッズまでトータルにプロデュース
今回das.は当芸術祭のアドバイザーの1人である宇川直宏氏と共に制作したメインビジュアルの他、ポスター、パンフレット、フライヤー、WEBサイト、鑑賞パスポート、作品の展示場所を記した島内マップ、参加証となるリストバンド、作品の展示場所に掲示する作品看板といったイベント運営に欠かせないものから、Tシャツ、アクリルキーホルダー、缶バッジ、ステッカーなどの制作物を一式担当しました。
AIを活用し、佐渡を象徴する要素が
渾然一体となったメインビジュアル
宇川氏からのアドバイスにより、AIを活用したメインビジュアルに決定。佐渡に伝わる能面と、佐渡の特産品の1つであるイカをモチーフに、この芸術祭の基本理念である「過去と未来の帰港地」を表現することになりました。
画像生成AIによって、理想的なものが出力されるまで何度もプロンプトを変えて調整していただき出力されたウルトラリアリスティックな質感の能面グラフィックに、たらい舟や朱鷺(トキ)といった佐渡を象徴するモチーフから佐渡出身の思想家・北一輝や佐渡に能を伝えたといわれる世阿弥まで、多種多様な要素が宇川氏の手によってデジタルコラージュされ、今までの芸術祭にはない斬新なメインビジュアルが完成しました。
アウトプットの細部へのこだわりが
ブランディングにつながる
メインビジュアルが完成した後、ポスターやフライヤーなど、さまざまなアウトプットへと展開させます。今回、イベントタイトルの「さどの島銀河芸術祭」は、佐渡在住の書家・齋藤克美先生に書いていただいた文字を使用し、1文字ごとに特色を設定しシルバープリント+特色4色+4Cの豪華仕様でギラギラとした怪しい雰囲気に仕上げました。作品の展示場所を記した島内マップは、佐渡金山が栄えた江戸時代の古地図のようなイメージを意識し、ツール全体を通して芸術祭のブランド醸成を担っています。
TEAM
- CREATIVE DIRECTOR/ART DIRECTOR/ACCOUNT EXECUTIVE:
- T.INOUE
- GRAPHIC DESIGNER:
- A.TERA 、 Y.ISHIDA 、 N.ISHGURO 、 K.KAMIYAMA 、 E.ITO
- ARTWORK:
- NAOHIRO UKAWA(DOMMUNE) ※社外
- ILLUSTRATON(MAP):
- Y.ISHIDA
- CALLIGRAPHY:
- KATSUMI SAITOH ※社外
- PHOTOGRAPHER:
- LINK UP PHOTOGRAPHY ※社外
MEMBERS

Web Director
T.Inoue