新潟市

新潟市観光ガイドブック

カタログ・パンフレット / Area Branding

印刷会社・広告代理店の北都様と共に、新潟市観光ガイドブック制作に取り組みました。新型コロナウイルスの影響によって観光ニーズは変化し、新潟市に訪れる人々が求める情報も変わってきました。 新潟市観光ガイドブックのリニューアルは、「現在の観光ニーズを踏まえ、新潟市の多彩な観光資源を魅力的に情報発信することで、新潟市への来訪者の利便性を向上させるとともに、交流人口の拡大、観光の満足度向上、消費額の増加につなげる」ことが目的のプロジェクトでした。

STORY

読者目線を意識したコンテンツ

最初に取り組んだのは、ユーザーリサーチです。観光庁による統計情報では、「コロナ禍では『一人旅』志向が増加」「旅行業態としては『個人旅行』の割合が増加」などの変化を読み取ることができました。さまざまな意識調査も参考にしながら、どんなものが求められているのか、新潟市と協議しながら各ページの内容を決めていきました。一般的に観光ガイドブックは情報量が大切になりますが、今回は情報量にメリハリをつけながら、読みやすさを重視して制作しました。


新潟市に訪れた観光客からは「2時間で新潟市を観光するなら、どこがおすすめですか?」という問い合わせが多かったので、そのニーズに応えられるコンテンツも用意しました。

これまでに、さまざまなメディアで取り上げられてきた「新潟5大ラーメン」については、全国のラーメンを食べ歩く、ロックバンド『サニーデイ・サービス』のベーシスト・田中貴(たなか・たかし)さんが熱弁。ラーメン愛好家の視点から新潟市のラーメンの魅力を紹介しました。ドラマが大ヒットした漫画「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之(くすみ・まさゆき)さんが語るグルメ企画では、新潟市の食の楽しみ方の提案も。


「新潟ってそんなお店があるんだ!」という発見につながるだけでなく、新潟市民のみなさんが地元を誇らしく感じられるような誌面を目指しました。

読みやすさを重視した誌面デザイン

デザイン面では、情報の優先順位を明確にしながら、コンテンツごとにあしらいを変えています。イラストを使用したり、線で区切りをつけたり、すべての面で見やすさを重視してデザインしました。ページ内の色、リズムはもちろん、写真の図版率や割付まで、見せ方にもこだわって制作しています。

視点を変えて、新潟市の魅力を紹介

掲載スポットやグルメなどは、地元の人であれば、すでに知っている内容があったかもしれません。今回は少し視点を変えて紹介することで、行ったことのある場所でも、新たな発見があったり、「また行ってみたい!」と思えたり、何度も訪れたくなる観光ガイドブックを目指しました。観光を目的に訪れた人も、新潟市に住んでいる方にも、このガイドブックをきっかけに、もっと新潟市を好きになってもらえることを願っています。


TEAM

ART DIRECTOR/DESIGNER:
K.KAMIYAMA
ILLUSTRATOR/DESIGNER:
Y.ISHIDA
CREATIVE DIRECTOR/COPYWRITER:
M.YAMAKURA
ACCOUNT EXECUTIVE:
HOKUTO T.MATSUMOTO※社外
WRITER:
CREER Niigata H.MATSUNAGA※社外
PHOTOGRAPHER:
Wataru Shoji※社外、中田写真事務所※社外

MEMBERS

M.Yamakura

Creative Director

M.Yamakura

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